先端映像メディアによるディスプレイの設計を行います。
科学コミュニケーションを促進するツールとして、映像メディアを位置づけています。弊社では新しい展示手法でデジタルアーカイブを身近なものにします。ビッグデータをもとにした4Kの超高精細大型ディスプレイやスクリーンでの可視化、地球環境データベースの開発、MRによる臨場感ある展示など、イメージから直感的な学びが感じられるようなシステムを提案・開発いたします。
企画展 短編アニメーション作品《COSMOS~光との約束~》
(会期:2021年7月10日(土) – 2021年9月12日(日) 八ヶ岳美術館。公式サイト)
八ヶ岳美術館では、7月10日(土)から9月12日(日)まで、企画展「短編アニメーション作品《COSMOS~光との約束~》」を開催致します。ミマスさんが所属する音楽ユニットのアクアマリンが1998年夏にデビューを飾った原村星まつり。そのとき歌った曲が後に全国の小中高生を中心に絶大な支持を得て合唱界のヒットソングとなる合唱曲COSMOSでした。この歌に出会い「君も星だよ」のメッセージや宇宙と人をつなぐ力に感銘を受けた近清武監督が企画・脚本・監督した、短編アニメーション映画《COSMOS~光との約束~》の完成を記念し、企画展を開催いたします。合唱曲COSMOSの作詞作曲者のミマスさんの言葉と共にこの曲に込められたメッセージを紹介、さらに短編アニメーション映画《COSMOS~光との約束~》の制作資料であるシナリオや絵コンテ、大型ディスプレイによる予告編映像、3DCGによる名場面やその解説等を展示します。
また本展では、画家 井上直久の絵画も特別展示し、本映像の源泉となった想像世界に迫ります。井上直久は、自らの住む町をモチーフにしながら心に浮かぶ風景を描いた幻想世界「イバラード」絵画を50年近く描いています。この架空の「イバラード」の世界は、宮崎駿脚本、近藤喜文監督「耳をすませば」(スタジオ・ジブリ作品)や三鷹の森ジブリ美術館の短編アニメーション作品として幾度か登場、このたび近清武監督《COSMOS~光との約束~》による物語でも重要な舞台となり、その世界観となっています。
美しい歌の響きと映像世界で紡がれる「闇と向き合い“自らの光”に気づく物語」を通して、新しいCOSMOSの魅力をお楽しみ下さい。
「COSMOS~光との約束~」公式サイト
伊東豊雄展 台中メトロポリタンオペラハウスの軌跡 2005-2014におけるVR展示
(2014年10月17日(金)〜、当社企画開発。TOTOギャラリー・間にて展示。公式サイト)
我々は、展示手法として大型映像等の高臨場感メディアの活用経験があることから、VRの特性の中でも特にオキュラスリフトに始ま るヘッドマウントディスプレイでの空間認識の優位性について注目。 まるで現場にいるかのような臨場感の獲得が可能である、という仮説のもとに、従来難しかった「空間」の伝達やコミュニケーション ツールとしての活用を試みた。特に、魅力的な「空間」を生み出す建築業界において、その伝達は最も重要なはずだが、一般的には、 写真、模型、図面、完成イメージパース、3DCG であり、博物館等 の住宅展示においても、以下のような認識が一般的であった。「住まいは、博物館の重要な展示テーマのひとつですが、住居は収集し たり、展示することが基本的に不可能なアイテムです。では、フィ ールドで出会った住まいの写真を撮影し、図面を採取する。こうし て持ち帰ったデータをどうすれば展示にむすびつけることができる のか?その可能性を模索しています(国立民族博物館研究者)。」3次元「空間」が2次元(写真)を介して表現されることは、受け 手に2次元画像から3次元空間を導き出す能力が問われることにな る。その点、模型は、3次元として空間や内外の関係性など、概ね実物に近い認識が可能であるが、スケール感など、実空間とのズレ も少なくない。本研究では、実際に建築現場や建築展示に VRの空 間認識を利用する効果はどのようなものなのか。また建築空間の本来の魅力を専門家以外の一般にも、効果的に伝える展示手法かどう か。ひいては建築設計や施工管理業務においても VR による新たな活用案が示されるかどうか、その評価並びに検討を業界トップの伊東豊雄氏と同事務所スタッフの方々のご協力を得て進められた。
台風メモリーズ/TYPHOON MEMORIES(伊勢湾台風50周年展.名古屋)
(2009年、日本科学未来館。国立情報学研究所との共同研究・映像手法開発、ライゾマティクス。公式サイト)
過去に日本に被害をもたらした大型台風のアーカイブ・気象データを活用し、床と高い壁2面の計3面に台風情報の映像を投影するシステムです。「実写型ハザードマップ」において、観客はスクリーン前に設置された操作卓に進みます。そこには台風による高潮の最高水位ごとに色分けした線があり、いずれかを指定すると壁に実際の高潮を再現する映像が投影され、別の壁には気象データと当時の被害状況を示す写真が映し出され、実寸でリアルに台風を感じることができます。)3月29日、9月12日実施。
「21世紀のリバーストーリー(川物語)」EXPO2005 愛・地球博
(2005年 愛知万博、地球の授業。上映はドーム。近清武、中村俊介、池側隆之、名古屋芸術大学との産学連携)
川の魅力を伝える映像展示および環境教育イベント(インタラクティブ・デジタルコンテンツ+ハイビジョン映像作品)を愛知万博「瀬戸会場」と「地球の授業」にて開催しました。日本の代表的な河川特徴をもつ豊川の空撮、水中撮影、鳥や魚などから見た映像や源流から下流までの川の断面映像から、新たな「川物語」を再発見するしくみです。また来館者の動作と音声をシンクロさせたインタラクティブシステムにより、川の記憶をさらに掘り起こし、21世紀の川の物語「知」へ紡ぎます。
配給及び展示巡回準備中
超小型カメラ(Gopro)を使った360度全方位カメラユニットの活用(日本バーチャルリアリティ学会 VOL.19 NO.1 2014年3月31日発行 1SSN1342-6680)
(GLOBAL SYSTEM株式会社との協力体制。公式サイト)
Goproカメラを6台接続し、360度全球体100%の動画撮影を可能にしたFreedom360°のご紹介を、日本総代理店(GLOBAL SYSTEM株式会社)の中谷氏のご協力で行います。
レンタル、販売だけでなく、撮影やコンテンツ制作(ドーム化)、上映までの提案も行います。
高臨場感コンテンツの制作
AR、VR、360度方位パノラマ、4k高精細映像、3D立体映像、ドーム、大画面映像といった高臨場感コンテンツは、大学や研究所、企業などの研究成果のプレゼンテーションから文化財などのデジタルアーカイブ、店舗におけるディスプレイなどにも活用できます。